ビーチや公園などで穴の空いた板に四角い袋を投げて遊んでいる人たちを見たことありますか?アメリカではよく見ます。
コーンホール(Cornhole) もしくはビーンバッグ(Beanbag)というそうで、アメリカ人がビール片手に遊んでいるのをよく見かけます。ジョシュアツリーのバケーションハウスをレンタルした際にもこのコーンホールセットがお庭にありました。
遊んでみたいと思い、コーンホール(ビーンバッグ)について調べてみました。
コーンホールについて
穴の空いたボードに豆の入った袋(ビーンバッグ)を投げ、そのバッグがボードのどこにあるかで点数を競う対戦型ゲームです。
ルール
このゲームで使うものは2枚の板と2色のバッグ。穴の開いたボードを向かい合わせに8m23cmはなして置き、ビーンバッグそれぞれ4袋ずつをボードの横から交互に対面のボードの穴に向かって投げます。
穴に入ったら3点、ボードに乗ったら1点、地面に落ちたら0点。両者がそれぞれバッグ4袋を投げ終わったら1ラウンド。バッグの位置でそれぞれの得点を計算し、合計得点の差をラウンドでのスコアとします。このように得点を競い合い、先に21点ゲットした人(チーム)が勝ちです。1対1(Single)、2対2(Double)、4対4(Crew Cup)と一人ずつだけでなくチーム戦でも楽しめます。
バッグの重さは訳450g。簡単そうに見えて、なかなか穴に目掛けて投げるのは難しいです。大人も子どもも一緒に楽しめると思います。アメリカ人たちがアルコールを飲みながら楽しんでいるのもなんとなく理解できました。なかなか面白いです。相手のバッグを邪魔したり、いかに自分(たち)のバッグを板の上に多くのせるかがポイントです。
コーンホールの歴史
コーンホールの歴史には諸説あり、14世紀のドイツが起源説やネイティブアメリカンが始めた説、1800年ごろアメリカのケンタッキー州で始まった説などが言われています。とりあえず、歴史があるスポーツです。アメリカではオハイオ州で人気を集め、ミネソタでさらに人気になり、そこから全土に広まったと言われています。
また、アメリカではACL(アメリカンコンホールリーグ)というプロ協会があり、
日本ではJCA(日本コーンホール協会)があります。全日本インターナショナル・コーンホールトーナメントが開催されているそうです。
通販で買えるコーンホール。
日本のAmazon、楽天でも売っていました。板はシンプルなものから柄つきのものまでいろいろあります。
アメリカのAmazonはこちら↓
番外編ーホースシュー
アメリカの公園などでたまに見かける蹄鉄(ていてつ)を投げるゲーム、こちらはホースシュー(horseshoe pitching)、馬蹄投げと言うそうです。蹄鉄を輪投げのように対面になるくいに目掛けて投げて、くいに蹄鉄がかかれば3点、くいから18㎝以内にあれば1点などのルールがあり、得点を競い合うゲームだそうです。コーンホールより蹄鉄のほうが重く、くいの近くに投げるのは難しかったです。
アメリカ人たちの趣味や遊びにかける情熱には頭が下がります。休みとなったら、大人も子どももしっかり遊ぶことは心身の健康に大切ですよね。コーンホールは屋内屋外問わずに遊べるゲームなので、いつかビール片手にさらっと遊んでみたいと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。